名古屋市中区の久屋大通公園が、「Hisaya-odori Park(ヒサヤオオドオリパーク)」として、2020年9月18日(金)に新しくリニューアルオープンしました。
公園と商業施設が一体化した『RAYARD Hisaya-odori Park(レイヤード ヒサヤオオドオリパーク)』として新しく生まれ変わり、名古屋初出店店舗を含む話題のテナントが集まる、公園の新しい価値を生み出す新しいスポットです。
そんな大注目の「Hisaya-odori Park」を、子どもと一緒に楽しむという目線で詳しくご紹介していきます。
この記事では4つに分かれたエリアの詳細、子ども連れならではの楽しみ方などをお伝えします。
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レイヤードヒサヤオオドオリパークとは?
名古屋栄のシンボルテレビ塔を中心に南北約1kmにわたって整備された、都会のど真ん中にある新しい公園です。
公園として自由で憩いの空間であるとともに、ファッションやグルメ、スポーツなどさまざまな店舗が入る商業施設も兼ね備えてるので、新しい発信地としての魅力がたっぷり。
地域の方、市民、観光客などさまざまな方が公園に訪れて、自然と笑顔になってくれるような「スマイリングプラットフォーム」でありたいという願いが込められているそうです。
コンセプトの異なる4つのゾーン
パークは北から順にZONE1〜4までの4つのエリアに分かれています。
北側に行くほど広場を多く有する日常性の高いエリアに、南側に行くほどお店の多く集まる商業エリアとしての側面が強くなっています。
では、それぞれのゾーンを詳しく見ていきましょう。
ZONE1:大型芝生広場のある学びの森ゾーン
最北部の外堀通に接する<ZONE1>は、「ケヤキヒロバ」・「シバフヒロバ」と呼ばれる非常に広大な広場があるのが特徴。
都会の中心地とは思えないくらい広々とした「ケヤキヒロバ」では、訪れた人が思い思いに過ごすことができます。
通常の公園でよく見られるような、子どもが走り回ったり、フリスピーやバトミントンで遊んだりすることができるほど開放的な空間となっています。
テントやレジャーシートを持参して、近くの飲食店でテイクアウトしたものを食べている方の姿が多く見られました。
「シバフヒロバ」は、「ケヤキヒロバ」同様に広々とした芝生が気持ち良く、こちらのエリアではテントやハンモックが500円でレンタルできます。
レンタルしたテントは「シバフヒロバ」内であれば、どこでも好きな場所に設置することができます。
またちょっとテントから出てショッピングしたいなって時は、お出かけ中という札をレンタル時に一緒にくれるので、その札を出しておけば、“お出かけ中にテントが他の人に取られてしまった!”というトラブルも起きません。
また、公園で楽しく過ごすためのグッズを貸し出しているワゴンも出ています。
ワゴンには、ピンを弾いて遊ぶゲームや、輪投げなど懐かしのゲームがあり、子どもたちがワゴンのスタッフさんと楽しく遊んでいました。
ワンコインでテントが借りられると言うのがとても斬新で、ママはお買い物して、パパと子どもたちはテントの周りで遊んで待ってるという過ごし方ができますね。
ここなら買い物で待たせている罪悪感、待っている退屈感からも解放されて、家族みんな笑顔になれる場所です。
ヨガや朝活、マーケットイベントも開催される予定もあるそうなので、今後のイベントが楽しみですね。
ZONE2:おしゃれなカフェやレストランが並ぶ!ぶらり歩きに最適
魚ノ棚通~桜通間に位置する<ZONE2>は、起伏のある土地に四季の自然が楽しめるよう、緑豊かなエリアとなっています。
緑豊かな小径には、洗礼されたおしゃれな店舗が並んでいます。
スヌーピーでおなじみの「PEANUTS」をモチーフにしたカフェ『PEANUTS Cafe』、軽井沢の人気カフェ『ELOISE’S Cafe』、イタリアの自転車メーカー・ビアンキとコラボした『タリーズコーヒー』などおしゃれなカフェやレストランはぜひとも入ってみたいもの。
もちろん胃袋をガッチリ掴む焼き肉店や、流行りの麹のお料理が楽しめるお店もあるので、ランチで訪れる時は早めの時間帯を狙って行ってくださいね。
ZONE3:シンボルのテレビ塔がある開放的なゾーン
桜通の南、テレビ塔のふもとに位置する<ZONE3>は、「テレビトーヒロバ」と呼ばれ、気軽にくつろげる芝生の広場がテレビ塔の北側にあります。
ちょうどテレビ塔が太陽の日差しを遮ってくれるので、本当に気持ちの良い空間です。
9月の4連休に訪れた際には、こんな都会にも関わらずトンボが飛んでいました。
こちらでは屋外に卓球台が3台設けられており、時間料金で誰でも遊べます。
腕に自信のある方のラリーは実物ですし、子どもたちは「おぉ!」と声を上げながら応援をしていました。
このエリアはアウトドア感を気軽に楽しめるレストランを併設した『Snow Peak』、イギリス発祥のアウトドアブランド『karrimore store』など、スポーツとアウトドアに関連した店舗が集まっています。
ZONE4:巨大水盤の広がる!新たな栄のシンボルゾーン
テレビ塔南~錦通までに至る<ZONE4>は、全長80mの大きな水盤があります。
その水盤を覗いてみると、シンボルのテレビ塔が水鏡のようにきれいに映し出されています。
水盤があるエリアは「ミズベヒロバ」と呼ばれ、ハイブランドや人気のレストランなどが立ち並んだ洗練された空間。
また地上と地下を繋いでいるエスカレーターがある「メディアヒロバ」には、巨大なデジタルサイネージがあり、さまざまな情報発信の場として利用されています。
テレビ塔もリニューアル
名古屋のシンボルテレビ塔も生まれ変わりました。
見た目はそのままに、展望台やスカイデッキなどが以前より洗練された空間に。
さっそく、昇ってみましょう。
3Fの展望台へのエントランス
地上から展望台に行くには3Fでエレベーターを乗り換える必要があり、3Fは全ての人が必ず立ち寄るフロアです。
テレビ塔の設計士の名前が由来のお土産物売り場があり、ここでしか買えないマスコットキャラクターの「ウエミーヤ」グッズがズラリ。
その横には、自社焙煎コーヒーが味わえるカフェがあり、ドーナツやケーキ、ホットドッグなどの軽食がいただけます。
栄の景色を眼下に見下ろせる窓側の席やボックス席などが用意されていますよ。
そして月額契約制のシェアスペースもあるなど、このフロアだけでも充分楽しめる要素が詰まっていますね。
展望台とスカイバルコニーも一新
昭和の雰囲気が残っていた展望台とスカイバルコニーも洗練されたスペースに一新されました。
地上100mの「スカイバルコニー」は床面に芝生が敷かれた緑あふれる空間に。
風が吹き込む開放的な空間でアーバンアウトドアを楽しめるようになりますよ。
地上から展望台まで階段で上れるように
地上のふもとから展望台まで屋外の階段で行けるようになっています。
全410段の階段の上り下りはスリリング満点。
階段の一段一段には隙間があり、下が丸見え。
体力に自信のある方、スリリングを楽しみたい方、ここならではの景色を楽しみたい方はぜひ階段で上り下りしてみてはいかがでしょうか。
子どもとヒサヤオオドオリパークを楽しむ
子どもとゆっくり公園を楽しむならZONE1にテントを借りてのんびりしよう。
持参出来なくてもワンコインでテントやハンモックがレンタルできるので、そちらをぜひ有効活用してください。
ランチタイムはパーク内の店舗は土日祝は特に混み合って並ぶのは必至です。
子どもを連れて並ぶのには無理があるかもしれませんので、早めにテイクアウトを購入しておいたり、持参することをおすすめします。
ヒサヤオオドオリパークへのアクセスと駐車場
公共交通機関を利用する場合
市営地下鉄桜通線「久屋大通駅」徒歩1分
市営地下鉄名城線「久屋大通駅」徒歩1分
市営地下鉄東山線「栄駅」徒歩1分
市営地下鉄名城線「栄駅」徒歩1分
名鉄瀬戸線「栄町駅」徒歩1分
名古屋市営バス・名鉄バスが運行する2系統のほか、名古屋市の主要スポットを巡回する観光ルートバス「メーグル」も運行
提携駐車場を利用する場合
セントラルパーク駐車場
営業時間:7:00~21:00 ※出庫は24時間可
駐車料金:300円(税込)30分
最大料金:平日(月~金 7:00~21:00))1,800円まで ※土日祝除く
夜間(全日21:00~8:00) 900円まで
駐車台数:570台
車両制限:高さ2.1m、幅2.0m、長さ5.5m、重量2t
駐車料金サービスあり(一部店舗除く)
1店舗でのお買上げ金額2,000円以上:30分(駐車サービス券1枚)
5,000円以上:1時間(駐車サービス券2枚)
20,000円以上:2時間(駐車サービス券4枚)
その他、近隣には数多くのコインパーキングがあります。
公園の中にいながら、ショッピングも楽しめるヒサヤオオドオリパーク
街中の公園として新しく生まれ変わったヒサヤオオドオリパーク。
公園としての機能もきちんと果たしつつ、カフェ、レストラン、雑貨、ファッションなど幅広いジャンルのお店が勢揃いしており、進化がすごい新スポットです。
子どもとお出掛けしても、子どもを飽きさせることなく、また自身も楽しめるので、これからの季節ぜひお出掛けしてみてください。